インフォメーション 〜time now〜


こんにちは、今回time nowを担当します。
 諏訪の杜病院 言語聴覚士 寺田遥菜と申します。よろしくお願い致します。

 師走に入り、寒さもますます強まってまいりましたが、皆様は健やかにお過ごしでしょうか?
 さて、今年度のtime now No.1は当法人の各委員会に持ち回りして頂き、委員会の活動報告などをしてまいりました。私が所属するタスクフォース開発委員会は年度初めに報告した通り、機動部隊の役割をもって、院内で解決しなければならない課題の処理や割り振りの難しい細かな仕事を担っています。委員会活動のほとんどは、メンバーでタスク(課題)を探し、活動計画を立てます。それらの活動を通して、私は物事に対して主体的に取り組むことの大切さを学ばせて頂きました。

 ここでは、学んだことをもとに、資格取得ができたお話をしようと思います。
 きっかけは、日々の業務の中で認知症患者さんとのコミュニケーションの取り方、リハの取り組み方に難渋していたことに始まります。
これまでの私は、研鑽に対してどこか受身的であり、自宅での時間を少し持て余している節がありました。“何かしなければ”という漠然とした不安感にかられていた時に「認知症介助士」という資格があることを知りました。資格取得という、分かりやすいスキルアップに魅力を感じ、すぐに認知症介助士の資格試験教材を応募しました。
教材が届くと、家での空き時間、通っている整骨院の待ち時間など、スキマ時間をフルに活用して勉強を始めました。教材を読み進めていくうちに、忘れかけていた知識の復習だけでなく、新しい知識を吸収することに、楽しさを覚えました。

 その後、無事に試験は合格し、認定証が届いた時は大きな達成感がありました。
資格取得以降は業務でも知識を発揮できる場面があり、患者さんとのコミュニケーションは前よりも効果的に行えていると思います。
これまでの私はここで満足していましたが、委員会での仕事を経験し、「目標達成までの道筋を立てる」→「実行する」→「次のステップを考える」というように物事を進めるようにしています。次は、この知識をどのようにして、同じ部署の同僚や実習生に還元できるかと考えていきたいです。

 最後に、現在、私は諏訪の杜病院に勤めて5年になります。病院では治療ガイドラインや診療報酬、治療機器など新しいものに変わっていき、学ぶことが多くあります。日々の業務に追われる毎日ですが、これからも学びたいという気持ちを忘れずに精進していきたいと思います。



令和5年12月タイムナウ タスクフォース開発委員会 寺田 遥菜