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 3月に入り、花粉は舞い霾り、初夏を思わせる陽気を感じれば寒の戻り…と春を喜んでばかりもいられない気候が続きます。体調管理に、今後も留意していきましょう。

 2月から始まった新型コロナウイルスのワクチンですが、接種した国の90%が感染拡大を抑えられたというデータが報告されています。イギリスでは、90名の健常者ボランティアを対象に意図的に新型コロナウイルスに感染させ、感染経路などを実験しているとBBCが伝えていました。ボランティアには、一人当たり4,500£(日本円で65万円程)が支給されるようです。しかし、ボランティアの殆どがお金目当てではなく「社会(誰か)の役に立ちたい」という気持ちから参加したようです。日本ではあり得ない実験ですが、宗教観やお国柄、国民性でこのような研究を可能にしているのでしょう。

 また、これもお国柄と言ってしまえばそれまでですが、他人事に出来ないことが私たちの周りで起きています。それは、中国の海洋進出、実行支配です。今年の2月1日に「海警法」が施行されました。海警局の権限などを定めたものです。これには、国家主権に危害を与えたと判断した場合、制止や武器の使用による排除を認めたものです。国際法を無視して広大な海域を勝手に領海だと主張している中国です。この先、どんなことをするか予想もできません。とにかく、虎視眈々と制覇(奪取)の準備をしているのがわかります。その一つが、海警局の所有する船です。5000t級の船を複数抱え、尖閣諸島の領海内にとどまり続けています。この意味、解りますよね?尖閣諸島周辺の漁船は一方的な主張の元、だ捕、臨検、追尾などの嫌がらせを受ける可能性が高まります。既に、追尾の報告が上がっています。日米安全保障条約第5条の適応対象にあり両国が協力して対応していくようですが、日本も自衛隊と海上保安庁が連携して体制強化を図り、様々なシチュエーションを想定した法の改正が必要な時です。これまで許してきた中国の振る舞いを看過してはいけない時期が日本や世界にきたのです。各国の領海を守ることに限らず台湾も守っていかなければならないと思っています。もう、二度とウィグル自治区や香港の二の舞をさせてはなりません。中国の横暴を、私たちは…世界はこれ以上見過ごしてはいけないのです。

 それから、「これってどうなの?」と前々から思っていた少年法の改正が閣議決定されました。18、19歳の少年の刑事手続きの対象範囲を殺人罪などに加え、強盗罪や強制性交罪などにも拡大して厳罰化されます。これまで日本で起きた鬼畜のような事件を犯した少年・少女たちの中には、未成年の罪は軽くなることを知った上で犯行を犯し、本当に軽い処分で社会に戻っていました。私は、大いに賛成です。

 最後に「ほっこり?」するお話しをしたいと思います。私が5年程前に購入して日常的に使っているショッピングバックの話です。このバックは、実用的だし旅の思い出にもなると思って海外旅行の際に購入したものです。通常のエコバックよりは少し大きめですが、ハンドバックにも収納可能です。重さも200~300g程度と軽く、デザインも可愛くてとても重宝するお気に入りのバックです。しかし、日常的に使用することでバックの取っ手が痛みボロボロになってしまいました。ボロボロのバックを持ち歩くのは恥ずかしいけど、捨てる覚悟ができずに「工房 きらら」に駆け込みました。そのバックへの思い入れを施設長に説明すると、どう修繕して欲しいのか質問され要望を伝えました。しかも、「日常的に使っている物なので、なるべく早く受け取りたい」という我儘も添えました。すると、その日の夜に、立派に甦ったバックが届きました。その仕上がりは、依頼者の意向を120%汲んだものでした。その職人技にも大感動💛「工房 きらら」は、物に命を与えるだけでなく、人の気持ちにも息吹を吹き込む素敵な場所でした。因みに、本革を使用した修繕費用は1,000円でした。「高い」と思われる方もいるかもしれませんが、この作業の細かさを考えても私は十分満足です。工房きららの皆さん、ありがとうございました。







令和3年3月タイムナウ 岩根
Keyword:課題本の熟読