インフォメーション 〜time now〜

 今回、Time nowを担当させて頂きます一般病棟看護師の高田です。宜しくお願い致します。

 先日の台風19号は日本列島を縦断し、全国的に被害が相次ぎました。亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、災害対策として私達がしなければいけない事を改めて考えていきたいと思います。

  話は変わりますが、先日開催された第33回大分人工透析研究会で、初めての学会発表を経験させて頂きました。学会発表(演者)を体験したことで、多くのことを学ぶことが出来ました。まず、ひとつめは「患者さんを知る」という事です。病態や障害について知る事は勿論の事ですが、患者さんの成育歴から家庭環境の一つ一つを把握しなければ、本当の意味で患者さんやご家族を「看る」「支える」ことが出来ないと改めて実感させられました。

  次に、抄録作成からスライド、原稿作成を行う中で、自分の知識・ボキャブラリーの無さに愕然としました。常に院長・岩根副院長から「本を読みなさい」と教えられてきましたが、今回身に染みてその教えの意味を痛感しました。また、理論についての勉強も発表がなければ、なかなか出来なかったと思います。常日頃から、自分なりに勉強もしてきたつもりでしたが、もっとスキルを高められるような日々の努力も必要だと再認識できました。

 そして、院長先生や共同演者の方々に支えられ無事発表を終えることができたと本当に思います。育児や仕事に日々追われるだけで精一杯の私が、この経験を通じて再認識したことは、常に周りの皆に支えられている自分でした。毎日夜遅くまで私に付き合ってくださった共同演者の皆さんへの感謝は当然ですが、主人や『お仕事頑張っておいで』と私を見送ってくれた3歳の長女にも『感謝・感謝』です。私の後ろ姿を子供はしっかり見てくれていて幼いながらも理解して認めてくれているんだなぁ…と思いウルウルしてしまいました。だからこそ、まだまだ未熟ですが、私も早く周りのスタッフを支えられる立場になれるよう、これからも邁進していきたいと思いました。

 最後に、今回の発表で「奨励賞」を頂く事が出来ました!栄誉ある賞を頂くことができたのも、院長、岩根副院長をはじめ、共同演者やスタッフのおかげです。ありがとうございました!これからも「日々邁進」頑張りたいと思いますので宜しくお願い致します。

平成26年10月 諏訪の杜病院 一般病棟 高田亜紀