インフォメーション 〜time now〜

 皆様、初めまして。どんぐりの杜クリニック透析室で臨床工学技士をしています牧哲範と申します。今回、time nowを担当させて頂く事になりました。光心会スタッフの一員となり丸5年が経ちましたので、これを機会に5年間を振り返ってみようと思います。

 私は、以前の病院で28年間勤務していましたが、思う所があり、50歳にして決断・退職し、光心会(どんぐりの杜クリニック)でお世話になることになりました。入職前から、武居先生は存じていたこともあり、諏訪の杜病院やどんぐりの杜クリニックが今まで経験してきた事とは違った面白さがあると思い興味が沸き、多少の不安もありましたが元来が楽天的な性格なので『どうにかなるだろう』と決心しました。そして、自ら武居先生に直接お電話をさせて頂き、面接の日程調整をしました。今、考えれば自分の行動力に驚きです(笑)。

 面接の時に、武居先生から『普通、その年齢まで勤めていれば定年までそこで働くのになぁ』と冗談交じりに言われたのを今でも覚えています。そして、色々な事をお話させて頂き最後に『それでも、あなたがここで働きたいならどうぞ』と快く言って頂き晴れて光心会スタッフの一員となる事が出来ました。

 以前の病院では工学技士は機械中心、看護師が患者中心の業務で役割や業務がはっきりと分かれていました。いざ、入職してみると光心会では、工学士としての基本的役割は変わらないものの、職種に関係なく協業という概念で行動しているため、協業する経験のなかった私はもの凄く大変でした。又、日々の業務でも同じ仕事であっても方法などが違う為、入職してから辛い日々が続きました。特に最初の一年は業務を覚える事に追われていた気がします。その中でも、周囲のスタッフに助けて頂き、少しずつ環境にも慣れていく事ができ、今では、支えてくれている『仲間』に感謝の気持ちでいっぱいです。

 透析患者の高齢化や重症化が進み、勉強する事が多く、『あっ』という間に一日一日が過ぎていくという感じです。大変ですがとてもやり甲斐があり、『今日も一日頑張ろう』という気持ちになる職場にこの歳になって巡り合いました。今年でどんぐりの杜クリニックに勤務して6年目です。一緒に働いている若い技士に自分の出来る限りの指導をして、共に成長し、光心会スタッフとして、一人の大人としてこれからも精一杯頑張っていこうと思います。

 そして、武居先生をはじめ、光心会スタッフの皆様、今後とも宜しくお願い致します。

平成26年8月 どんぐりの杜クリニック 臨床工学技士 牧哲範