インフォメーション 〜time now〜


 今回のtime nowを担当します、髙田亜紀です。
春風の心地よい季節になりました。今年も光心会に6名の新入職員を迎え、新たな気持ちで新年度がスタートしました。新しい仲間が1日でも早く活躍できるよう、皆で責任を持ちサポートしていきます。

 さて、3月22日に行われたWBCの決勝戦で日本代表・侍ジャパンがアメリカに勝利し、14年ぶりの優勝を果たしました。歴史的な優勝に私を含め、日本中が歓喜の渦に包まれました。幾多の感動を与えてくれた大会ですが、この中で特に心に響いたインタビュアーの発言が2つあります。みなさんもご存じかと思いますが改めて紹介します。
 1つ目は栗山監督の・・・
『できるのかなぁ、できないのかなぁ」ではなく「やるか、やらないかだ』です。
「とにもかくにも、自分が“やる”と決めてやり続けられれば、最後には何か必ず大きな答えが出ると信じています。何かやっていると、とかくうまくいかない。そうすると、自分に能力がないのでは、と思ったりもするものですが、絶対に大丈夫です。人の力というものは、誰しも、ものすごく大きいのです。でも、その大きな力は、自分が“だめなのか”と思った瞬間になくなってしまうのです。だから、自分を信じてあげてください。」という発言でした。
 そして2つ目は、大谷選手が・・・
「日本だけじゃなくて、韓国もそうですし、台湾も中国その他の国ももっと野球を大好きになってもらえるように。その1歩として優勝できたことがよかったし、そうなってくれることを願っています。」
自国の優勝ではなく、世界中で野球が注目されるよう、野球界全体の発展を願うといったとても視野の広い発言でした。
日常業務、育児との両立で時には「できないかなぁ」と不安になることも多々あります。そんな時、紹介した2つの言葉がさらに私を勇気づけてくれています。広い視野を持って、最終的にひとりでも多くの患者さんが救われることと自分を信じて、これからも走り続けていこうと思います。

 話は変わりますが、3月18日から大宮で開催された第13回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会に参加しました。3年ぶりの対面のみの学術集会ということもあり、会場は多くの参加者で賑わっていました。参加者同士が直接交流できること、リアルアイムでの発表や質疑応答を聴講し、本当に有意義で刺激を受けた2日間でした。I C T化が進んでも、対面学会の良さを改めて感じることができました。

 私は「腎臓リハビリテーション指導士」の資格を取得しています。最初は、この「腎臓リハビリテーション指導士」を取ることが目標でした。無事に取得でき、もうすぐ3年が経ちます。取得当初は、取得できたことに満足するだけでした。が、次第に「資格」を取得する事が目的ではなく、その資格をどう活用、還元するのかが、私たち指導士が担う役割ではないかと考え、患者さんや同僚と向き合うようになりました。6月15日から、神戸国際会議場で「日本透析医学会学術集会」が開催されます。みなさん、ぜひ参加して自分磨きをしてみてはいかがでしょうか。




令和5年4月 タイムナウ 看護部 髙田亜紀