インフォメーション 〜time now〜

 皆さん初めまして。臨床工学技士の甲斐正悟です。今回、time nowを僭越ながら僕が書かせて頂くことになりました。

 就職して早6年が経ち、気付けば28歳になろうとしています。今年も臨床工学技士の新入社員が入りましたが、彼らの姿を見ると6年前の入社当時を思い出します。当時の僕は学生時代にいくつかのアルバイトは経験したものの、初めて社会人となり、まして臨床工学技士としての現場での仕事は、常に緊張の連続で、ちょっとしたことが頭の中を真っ白にしてしまっていた気がします。失敗も多くあり、先輩方にたくさんの迷惑を掛け、そして、支えられながらこの6年間を過ごしてきました。自分に関わってくださっている全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。時が経ち、今では新入社員を育てる立場となり、あの時の自分と照らし合わせながら、指導をしています。自分の入社当時は「何もできない自分」という気持ちが強く只々、オロオロとし、先輩方から「することないなら聞きに来い!!」と言われていました。今、新人達にその言葉を言ってる自分がいます。全く偉くもない僕ですが、指導していく上で自分が注意されてきた事や失敗の経験を生かし、指導しています。ですが、人の性格は十人十色とはよく言ったもので、一つの物事を教えるにも、一人一人個性が違うため、その人に合った指導が重要となってきます。教えることの難しさに苦労している今日この頃です。又、人に教えるためには自分自身の知識も重要となります。誰かに何かを教えていくことで自分自身への復習にも繋がるので、これからもしっかりと頑張っていきたいと思います。

 話は変わりますが、僕が所属している透析室では、医師、看護師、臨床工学技士、看護助手、看護学生といった他職種が集まっていますが、職種問わず皆仲良く、明るく活気ある部署です。先月末、透析室の新人歓迎会があり、総勢18名が集まり、日頃の疲れを感じさせないパワフルな飲み会でした。

 つたない文章ですが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願い致します。

 
患者さん一人一人にベッドサイドでの勉強会を行っている場面です。
 
4月21日に行われた新人歓迎会の風景です。ここから、皆で大盛り上がりでした(笑)

平成24年 5月 甲斐 正悟