インフォメーション 〜time now〜

 いよいよ新年を迎えましたね。今年から日本は、今までとは違う外交を始める気がします。その理由の一つが、慰安婦像設置問題です。日本政府が、大使の一時帰国などの対抗措置を韓国にとりました。これを、皆さんはどう思われましたか? 私は、これまでのような謝罪は、もう十分だと考えていましたし、逆に約束を反故にしている立場にありながら、韓国政府や国民は、これ以上何を日本に求めるのだろうか? と憤りさえ覚えていました。 権利が肥大化していて義務放棄もいいとこです。今後は、防衛面でも日本は少し自立して、国や国民を守り更には、米国にも対等な立場になって欲しいです。幕末の小栗上野介さんのような方が現れて、日本を取り巻く環境を変えてくれるといいですよね。

 さて、医療のお話です。現在、ゲノム医療の実用化が推進されています。これは、DNAに含まれる遺伝情報を調べて、①診断②治療③予防に役立てるというものです。課題も多いようですが、期待は出来ます。それから、これまで連携が不十分だった医療と介護のデータを一元化して、国民の健康管理を推進する研究が始まっています。医療現場にいる人間にとっては、医療と介護の連携は、頭を抱える非常に大きな問題の一つですので、医療と介護の質を繋げる架け橋になると嬉しいですよね。更に、おざなりなケアプランや杜撰な現場の監査・改革になればGoodだと思います。

 当法人は、看護役職者の選挙後5ヶ月を経て、昨年4月に世代交代をしました。新役職者は、様々な経験を重ねながら、患者さんや利用者さんに自分達が誇れる看護を提供して行かなければなりません。又、組織の栄枯盛衰は世の習いです。この決定打は、アイデンティティの確立です。組織の上に立つ者は、アイデンティティを基盤に組織力を高めるのです。そして、どんなに影響力があろうとも、不合理で私物化された組織運営は歪を生み組織を衰退させるという事も肝に銘じなければなりません。ジョブズの遺した言葉に「自分で考えなければ知識にならない」「相手に届く言葉は、送り手と受け手のコミュニケーション関係に於いて言葉の意味が変わる」とあり、フランスの詩人は「偉大なことを成し遂げるには、行動するだけでなく夢を持ち、計画するだけでなく信念を持たなければならない」と説いています。この言葉を心に刻み、歴史や先人を守りつつも悪しき慣習を絶ち、画期的なイノベーションをして欲しいと思っています。

 最後になりましたが、本年も当法人と共生の会、そしてタイムナウを宜しくお願い申し上げます。今後も、引き続き患者様や利用者様、職員も含み皆が幸福に満たされる施設を目指して邁進して参りますので、ご理解とご協力の程合わせてお願いして終わりにしたいと思います。有難う御座いました。   …富士山、綺麗ですよね…(^^)/

【富士山上空撮影:岩根】

平成29年1月タイムナウ 岩根