インフォメーション 〜time now〜

 今月で、一年の折り返しです。この半年を振り返ると、熊本・大分の地震をはじめアジア各国で様々な事象が起きています。北朝鮮の核ミサイルや拉致問題、私たちの税金を627億円もつぎ込んだにも拘らず何の進展もありません。今は、北朝鮮が中国やロシアとの関係に陰りが見え始めたので日本になびいているだけだと私は思っています。韓国は、司法界に反日家が多いというのが問題だと思います。又、戦後補償に取り組む団体も時に首を傾げたくなります。そして、近代国家になりたい中国。それなのに、尖閣諸島や南シナ海侵略をやめずに軍の活動を活発化、PM2.5(大気汚染)では、毎年26万人の国民が亡くなっています。経済成長も芳しくなくなり、各国からの信頼も失墜した中国はどうなっていくのでしょうか?イギリスが脱退するEUは?いえいえ、イギリス事態スコットランドの問題も抱えているのにどうなのでしょうか?措置の間に良い方向に転換できればいいですね。自然災害やテロなどの脅威に、どう向き合い対処していけば良いのでしょうか?本当に、難しい問題がばかりです。残りの半年、皆が平穏無事に過ごせます様に。

 さてさて、ほんの少しばかり医療の朗報をここでお伝えします。人類を計り知れない恐怖に陥れたエボラ出血熱に日本の会社(富士フイルム)のインフルエンザ薬が有効なのではないかという報告がありました。真偽の程は定かではありませんが、これは人命だけではなく経済にも大きく波及するので、是非開発・実証を推進して頂きたいと切望しています。

 最近の日本のマスコミや世論の傾向を見ていると悲しくなります。そして、つくづく「日本は平和だなぁ」と思ってしまいます。不倫や政治資金運用問題などもそうです。確かに人道上の問題があることは否めません。だけれど、あまりに過剰過ぎて「正義」ではなく「魔女狩り」のような感じです…。犯罪ではなくても、何かを起こして、又は発覚して「こんな事した奴だ」と言われてしまうと、みんなが一斉攻撃を始める。時には、その人が固めてきた地歩や人格さえも失墜させ、その家族のプライベートにまで踏み込んで暴く。果たして、責めている人たちは、天衣無縫なのでしょうか?そこまで貶めるのも権利なのでしょうか?それより他に、国民が周知して考えなくてはいけない事があるのではないか?というより、人を責めるなら、せめて「愛情と責任」を持った発言をして頂きたいです。あまりに酷すぎて、人道上の問題を起こした本人や家族が可哀想で気の毒にさえ思えてきます。

 先述した事象は組織でも同じです。とにかく、人間というのは真面目な話や前向きな話よりも人の噂話や悪口、良いことよりも不祥事や失敗話、不平・不満話に花が咲きます。肝心な伝達事項は周知徹底を図っても伝わらない事が多いのに、くだらない事は直ぐに広まる。医療従事者として患者さんやご家族、医療チームに「愛情や責任」が持てない、思いやり・気配り・心配りが出来ない人達に伝えておきたい。「貴方のとった言動や振る舞いは、いつか自分に全部返ってくる」ということを。患者さんやご家族にご迷惑や不快な思いを抱かせない教育や指導を徹底しても変わろうとしない人には、一生懸命頑張っている人達の名誉や病医院の為にも、私共の法人から哲学と信念、覚悟を持って、患者さんが安心・安全・安楽に療養できる良い病院、職場になるべく行動を起こす所存です。ただ、悲しい事に看護基準を満たしているのに、72時間ルールがあるが為に人選が出来ない状況に置かれています。サテライトの病院が、良いスタッフ育成や医療を提供する方法論を看護協会の方々に教えを請いたいものです。でも、頑張ってイノベーションします。

平成28年6月タイムナウ 岩根