インフォメーション 〜time now〜

 皆さん、はじめまして。今回、time nowを担当させて頂く事になりました、どんぐりの杜クリニック透析室 臨床工学技士の日名子友佑です。宜しくお願い致します。

 だんだんと肌寒くなって参りましたが、皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?寒くなったと思えば、急に暖かくなったりと寒暖差が激しい時期ですので、体調管理に十分に気を付けましょう。さて、今回は9月の末に開催された『第34回大分人工透析研究会』に発表者(演者)として参加させて頂きましたので、そのお話をしたいと思います。

 今回の発表は、薬剤の効果についての研究報告でしたが、初めての発表ということで何をどうすればいいのか皆目見当もつかない状況でスタートを切りました。右往左往しながらも、周囲のスタッフ達(上司、同期)に本当に助けられながら、作業を行っていました。データ収集や抄録、発表スライド、原稿と作成を行っていく過程で、つくづく痛感させられたのが表現(日本語)の難しさでした。一つの事を伝えようとしても、接続詞一つ違うだけで全く違う意味になってしまいます。学生時代は本を読む機会もありましたが、社会人になり、仕事に追われる中で本を読む機会が徐々に減ってしまったので、今後は少しでも本を読む機会を積極的に設けて学び直そうと思いました。また、今までは単純に仕事をこなすだけになっていましたが、今回の発表を経験した事で自分の知らなかったことなど多くの事を知り学ぶ経験ができましたので、今後の仕事に繋げていきたいと思っています。

 学会当日の発表は、緊張感はあったものの、自分が思っていた以上にスムースに発表できたのではないかと自負しております。ただし、看護師の高田さんみたいに受賞はできませんでしたし質問の応答に関しては、自分の勉強不足もあり上手く応えられませんでした。今回の薬剤の効果についての研究では課題も浮き彫りになりましたので今後も精進してこれらを解決していきたいと思っています。

 その他、各病医院の発表で多方面に渡り積極的に取り組まれており興味を惹かれる発表も多数ありました。例えば、新型ダイアライザーの性能評価などは当院でも取り組むことが可能であり、患者さんの健康寿命延伸や業務に活かそうと考えています。

 現在は、無事!?に発表も終わり、達成感や解放感に浸っている時期であります。しかしながら、ここでもう一度気を引き締め直して業務に取り組まなければならないのは当然の事、成長する為に知識を構築する努力もしなければなりません。まだまだ一人前には程遠いかとは思いますが、少しでも患者さんや光心会の力になれるように頑張っていきたいと思います。

どんぐりの杜クリニック 透析室 臨床工学技士 日名子 友佑